料理なんて作るはずじゃなかった

孤食上等。自炊上等。ひとりぼっちの中年ごはん。だが、楽しい。

母親孝行(4月5日〜6日)

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あれ、突然料理のクオリティが上がってない?

と思われたとしたらそれは当然で、肉じゃがも切り干し大根もきゅうりのつけものもひじきの煮付けも、すべて母親からもらったものなのでした。

いい歳の息子が急に(いろいろ中略)一人暮らしなどを始めたもので、同じ東京に住む母はそりゃ心配。しかもけっこういい土地のけっこういい家を(いろいろ中略)、家賃1ケタの築30年の部屋に住み始めて、元栄養士の母はもっと心配。

これまで一度も頼んだことはないけど、「会うとき、何か作ってタッパーに入れてきてよ」と甘えてみた結果が、上の料理なのでした。

ちなみに昨年、父を亡くして母はずっと気落ち中。料理上手だったのに、食欲もないし一人分じゃ作る気もしないと、あまり台所に立たなくなってました。

そんな母の料理熱を取り戻させたのが、不良息子の自炊開始。その後も、実家に帰るたびに楽しそうに台所に立つようになった母の姿に、親不孝もするもんだなと、眼を細める私なのでした。

ずうずうしいよ。

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翌日の昼は昨夜の食事をすべて流用で、肉じゃが丼に。

夜は惣菜を流用、湯煎するだけの鮭に、これから健康のバランスのためにヘビーローテーションにする納豆。

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