増えない、バリエーション
タイトルはエヴァンゲリオンのサブタイになんかそんな感じのなかったかなと思いつつ。詳しくないんですが。
これまでの料理の変遷(進化)を見てくると、人から見れば、「だったら、これくらいの料理ができるんじゃないか」というものがたくさんあるかと思う。
前にも書いたけど、後片付けを含めた面倒さで、焼き魚、一から作るカレーやシチューなどには、いまのところわざと手を出してません。だけど、それ以外にバリエーションが少ない理由は簡単で、私、ものすごく偏食なのです。
しかも、子供のころや若いときは大丈夫だったのに、中年以降になってから、どんどん嫌いなもの、食べられないものが増えてきてるという困った老後。
<食べられない食材>
ブロッコリー。アスパラガス。セロリ。レバー。しいたけ。マッシュルーム。たけのこ。かぶ。ゴーヤ。
このへんが嫌いな理由は、私の中では全部同じなのですが(噛んだ瞬間の気持ち悪さ)、お好きな方にはまったく伝わらないですよね。
当然上記の食材の料理は食べられないのですが、食材は大丈夫でも、料理方法によっては手をつけたくない料理というものもあります。ああめんどくせ、私。
<積極的に食べたくはない料理>
野菜の煮物。にんじんや大根は好きなのですが、甘く煮付けたらもうダメ。ぶり大根、いか大根もダメ。
筑前煮。に限らずですが、ごぼう、鶏肉も大好物だけど、炊いたらかさかさしてダメ。
味噌煮。味噌汁は好きだけど、味付けとしては味噌はあまり使いたくなし。
肉じゃが。これ作れば男は喜ぶという幻想はなくなってほしいところ。嫌いなものはひとつもないですが、あえて食べる気にはなれず。同じ具材ならカレー。肉豆腐も同じく。
だし巻きたまご。飲み屋でまずこれ頼む人、苦手。焼肉屋で野菜サラダ頼む人くらい、苦手。私、若いときの厨房バイトの過去があるので、いまでも厚焼きたまご作るのうまいのですが。
<好き嫌いでなく食べられない>
タイ料理などでとりわけ辛いもの。
天ぷら。これは好きです。ですが、30代から、もうどんなにいいお店のでも、油がもたれてしまいます。一口が限界。とんかつとかはまだ大丈夫なんですけどね。
おかしいなあ、逆に30代のころは東銀座の小料理屋さんとかで、たけのこやふきの炊き合わせとかに舌鼓を打ってたはずなのに、いまは食べたくもない。ミートソースとかハンバーグとか、味覚が小学校高学年くらいに戻ってしまってる、49歳。
そんな偏食初老はいかに今後の料理のバリエーションを増やしていけるのか?
乞うご期待(私が私に)。