クラシルブーム(5月14日〜16日)
スーパーのアジフライ。略してスーパーフライ。
さて、3月まで暮らしてた街に、毎晩のように晩酌をしに行っていた飲み屋さんがあります。お好み焼きなど鉄板系のおいしい料理をリーズナブルに出してくれて、お酒だけでもOKな気さくで本当にいい店です。「筆頭株主」と呼ばれるくらいオープン当初から通ってるので、オーナーや店員さんたちと、普通に飲みに行ったり野球を見に行ったり、あげくに大阪にまで遠征するような仲になりました。
(いろいろ中略)そこから徒歩20〜30分くらいのところに引っ越してしまって、かつ自炊生活も始めたので足は遠のいてしまいました。しかしそれでも週に一度、もしくは二度くらい、真夜中に顔を出しに行っています。
自炊生活を始めて何が変わったかと言えば、ひたすら店員さんが料理を作るのを観察するようになったことです。そして、忙しいのにいちいちうるさいと思われてるでしょうけど、「いま入れたの何?」とか「仕込み野菜の保存ってどうしてる?」とか聞いてる始末。
フロア担当の女性たちも料理上手が多く、私のこれまでの料理写真を見て、褒めてくれたりアドバイスしてくれたり、そして後に、写真がおいしそうに見えない理由を教えてくれたりと、常連店が徐々に料理学校の趣になりつつあるのでした。
そしてそんなお店のみんながこぞってオススメしてくれたのが、お料理する方には「いまさらかい」な話でしょうけど、kurashiru〔クラシル〕なのでした。
それまでクックパッドが多かったですが、もうその日から、暇さえあれば、いや、そもそも暇なので、日がな1日、クラシルを見ていまある食材の献立の研究、「これを買ってきたら何を作ろう」というシミュレーション。クラシル漬け。クラシル中毒。
前回のペペロンチーノも、クラシルを参考に作ってます。
これもクラシルで見た、「なすとトマトの豚バラ」のアレンジバーデョン。見栄え、全然違いますけどね。
ちなみにクラシル効果で、調味料などが一気に増えました。これまでは「この料理作るのに、わざわざこれを買うのもなあ」と躊躇することが多かった、貧乏性で神経質な私。
しかしクラシルシミュレーションをするようになって、「あれとこれを作るなら、これもいるだろう」と購入を後押しするようになったのです。
いつも料理をする方には基本のものばかりで笑われてしまいますけど、このころから、ほんだし、コンソメ、中華だし、おろししょうが、おろしにんにく、鷹の爪、からし、わざび、オリーブオイル、ゴマ油、酢といったものを常備するようになったのです。
それまでの、塩、こしょう、砂糖、醤油、酒、ソース、ケチャップ、マヨネーズ程度からは格段の進化。
パスタ第2弾は、わざと少し残しておいた母のビーフシチューと、上のナスとトマトの豚ばらの残りを混ぜての、なんちゃってミートソース。
前に「パスタ」とか「スイーツ」とか口にするおっさんは気持ち悪いと書きましたが、おっさんは「ボロネーゼ」とか言わないように。
お魚はいつものように、出来合いをチン。
ナス豚残り物丼。